どんな靴がいいの？

足の甲が高い、
横幅が広い、
自分にあった靴とは？

今はいろいろなデザインや
形の靴があります。

健康を意識したものから
おしゃれなものまで。

２０代くらいまでは
そこまで身体の症状も
少ないため、
おしゃれや見た目重視で
靴を選ぶ方が多いと思います。

しかし、少しずつ年齢が上がっていくと、
見た目よりも歩きやすさや
足にとって楽な靴を選ぶように
なってきます。

数ある中からどのような靴が
良いのかということに関して
私なりの考えを書いていきますので
良かったら最後までご覧ください。

この「どんな靴がいいのか」
という質問はたまに患者さんから
頂きます。

多くは、ひざや足の痛みを
抱えている方です。

いまこれをご覧になっている方でも
この靴を履いている時には
足は痛まないけど
パンプスを履くと痛む。

という方もいるのでは
ないでしょうか。

どんな仕事でも
外に出るときは靴を履きます。

これが立ち仕事や営業の
方であれば、より靴は大事になってきます。

靴を選ぶうえで一番大事なことは
やはりソール（靴底）だと思います。

ソールが厚いものから
薄いものまで多々あります。

ソールはある意味、クッションに
なってくれるため、
厚みがあればあるほど
歩きやすく足の負担が少ないという
のが結論です。

厚底のブーツとかに関しては、
話が違ってきますので今回は
スニーカーに限定して話を
進めていきます。

運動をしているとわかりやすいです。

特に最近のマラソン選手は
ほとんどの選手がソールの厚いものを
履いているように見えます。

もちろん選手の練習の努力も
あると思いますが、
靴の影響は少なくともあると思います。

近年の箱根駅伝では、毎年のように
区間新記録が出ていたりしますよね。

そこがあるとある意味、
ばねのような役割にもなるので
走りやすくなっていると思います。

例えると、体育館で
裸足でジャンプをするのと
靴を履いてジャンプをするのは
どちらが高く飛べるでしょうか。

おそらく、靴を履いている方です。

トレーニングをしていても
裸足で行うのと靴を履いて
行うのでは足の踏ん張りやすさが
変わってきます。

普段気づかないことが大きいですが、
これだけ靴の影響というのはあります。

よってどんな靴が良いのかという
質問に関しては、
現状の状態によってお答えが
変わってきます。

例えば、足や膝の痛みがあり、
患部の負担を軽減させたいと
考えている方にとっては、
なるべくソールの厚い靴を
選ぶと良いと思います。

ソールの厚みで
クッションの役割を作り、
足の負担を軽減させる
狙いがあります。

一方、症状がなく
足の筋力をつけたいと
考えている方に関しては
ソールが薄いものに
した方が良いと思います。

ソールを薄くすることで
より裸足に近い感覚になります。

そのため、自分の足の筋肉を
使うことになり筋力強化に
繋がっていきます。

こちらの方が足の裏の
感覚も付きやすいです。

足の裏の感覚がつくメリットとしては
転倒の防止になります。

人間の足の裏には
たくさんのセンサーがあります。

このセンサーがある為、
身体のバランスを保つことができています。

何も意識せずにまっすぐ立てて
いるのは、この足裏のセンサーの
役割も大きいです。

そのため、足の症状がある方は
出来る限りご自宅では
裸足になるようお伝えしています。

少し話は反れましたが、
靴の選び方に関しては大きく
このような基準で選ぶと
良いのではないかと思います。

細かく上げていくと
メーカーによって
若干横幅やサイズの差があります。

ここに関しては個人差があると思いますので、
一度試着をしてみてきつくなりすぎない
サイズを選んでいただけると良いです。

この辺りは靴屋さんが
プロなので詳しくは
聞いていただければと思いますが、
指が曲がっていたり
あまり足の指に自由がないものは
私の中ではきついと
判断しています。

近年では夏場にサンダルで
出かける方も多く見られます。

暑いのもわかりますが、
少し歩くことがあるのであれば、
ちゃんとした靴を履いて
外出されたほうが良いと思います。

もちろん足に悩みを抱えて
いる方に対してのお話になります。

足の悩みと言っても
痛みやしびれだけでなく、
外反母趾やO脚に関しても
靴は関係してくると考えています。

前より親指が曲がってきているなと
感じている方は
少し注意が必要です。

痛みが無いと
どうしても放置しがちです。

しかし、変形というのは
ここ数日で出来たものではなく、
数か月、数年かけて今の変形に
なっています。

身体が元気であったり、
柔軟性がある状態のときは、
比較的早期に改善が見込めると思いますが、
中には変形として、
そのまま一生過ごしていくような
方も過去には見てきました。

痛みが無く日常生活に
支障が無ければまずは
良いと思いますが、
外見上の変形などを
気にされるような方は
早めにケアしておくことを
おすすめします。

よかったら参考にされてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

しのづか整骨院　篠塚大輝