もしも交通事故に遭ってしまったら

交通事故に遭ってしまったときの
事故から病院までの一連の流れについて

交通事故は予測できず、
いつ誰がどこで遭遇するかわかりません。

自分が被害者なのか
自分が加害者なのか
家族が被害者・加害者なのか
他人の事故に遭遇したのか

いろいろなケースが
考えられると思います。

そんなときに
どのような行動をしていけばよいのか、
一連の流れについて書いていきたいと思います。

まず、交通事故に遭った場合にすることは
「警察・救急車をよぶ」
ことです。

ぶつかって車に傷がついていたり、
目に見えるケガをしている場合は
すぐに連絡すると思いますが、
軽微な車の損傷や
事故直後どこも痛くないと
そのまま示談して
終わらせてしまうケースがあります。

警察を呼ぶことによって
事故の証明をとることができます。

この証明が無い場合、
後々、車の故障が見つかった場合に
事故で破損した証拠が無いために
自腹で修理をしなくてはならない
ということになってきます。

急いでいたりということも
あるかもしれませんが
事故に遭った場合は
まず110番(警察)に
電話をしましょう!

そして、救急車に関してです。

先ほどの警察への連絡に関しては
ほぼほぼの人がしているのですが、
事故後の病院というのは
皆さん後回しにする方が多いです。

なぜ、救急車を呼んだ方がよいのか。

「急性硬膜下血腫」

これの危険性があるからです。

どういった状態かというと
ぶつかった衝撃で
頭の血管が切れ、
出血をおこし血腫を
作ってしまうものです。

この症状は受傷後すぐではなく
翌日や2日後に発症します。

この発症というのは
急に意識を失ったりすることで
極めて重篤な状態です。

脳には皮膚の下に
「硬膜」
その内側に
「くも膜」
更に内側に
「軟膜」
そして
「脳」といったつくりになっています。

この状態は名前のとおり
硬膜の下(硬膜とくも膜の間)に
血腫ができてしまい、
その血腫が時間の経過とともに
大きくなり
脳を圧迫してしまうという状態です。

そのため、受傷直後は
まだ血腫もそこまで大きくなく
何も症状が無いように思うのですが
翌日になって急に、、
ということが起こりえます。

事故に遭うと
誰しもがパニック状態になり
自分の身体の痛みや症状を
感じにくくなっています。

そのため、
「ぶつかったけどケガはない」
と思いがちです。

ほんとにケガが無ければ良いのですが、
このような重大なことにも
繋がりかねません。

もちろんこの他にも、
後から出てくる症状もありますので、
受傷後はできる限り
救急車を呼ぶことをおすすめします。

※特に歩行者や自転車、バイクの方

そして、警察や救急車を呼んでいる間に
「相手の情報を確認」
・名前、住所
・連絡先
・車のナンバー

この辺りは最低でも確認しておきましょう!
名前などは
免許証を見せてもらうことをおすすめします。

どのような状況でも必須ですが
自分が被害者の場合は確実に
聞いておいた方が良いです。

当て逃げの防止のために。

まずは事故に遭われたその時に
しておく必要があります。

そして後日、
「首が痛いな~」
「腰が痛いな~」
など症状がある場合の通院ですが、
まずは病院での
「診断書」
が必要になります。

この辺りは保険会社によっても
対応が異なるため、
担当の保険会社に
症状があって通院したい旨を伝え
病院に受診するという流れになります。

特に整骨院にて
交通事故施術を受ける場合に
この診断書が必須になりますので
病院の先生に書いていただく
必要があります。

整形外科での治療ですと
・痛み止めの薬
・湿布
・首のコルセット
・電気治療

以上の内容が多いです。

これらで改善する方は良いのですが
なかなか症状が改善しない方や
受付時間の終わりが早く
なかなか通院ができないという方が
当院にお越しいただいています。

一番は後遺症にならないこと
さらには
交通事故に遭う前よりも良い状態
にすることを目標に
施術させていただいております。

事故後の対応がわからず
不安に思う方も多くいらっしゃいます。

私としてはそういった方の
不安や精神的な苦痛が
少しでも軽減できればと思っていますので、
交通事故の相談も行っております。

いきなり施術は抵抗がある
といった方もまずはお気軽に
ご相談いただき、その上で
施術の流れなどご説明させていただきます。

まとめると
まず事故に遭った際は
・警察をよぶ(110番)
・救急車をよぶ(119番)
・相手の情報を確認する
・担当の保険会社に連絡をする
・病院で診断書を書いてもらう
・整骨院で交通事故の施術をうける

といった流れになります。

事故に遭わないことが一番ですが、
万が一のためにこのような
知識をいれておくと良いと思います。

よかったら参考にしてみてください。

ご覧いただきありがとうございました。

しのづか整骨院 篠塚大輝

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