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膝の痛みでご来院された方に
たまに聞かれる質問です。
よければ続きをご覧ください
ある程度の年齢になり
膝の痛みで病院に受診すると
人工関節の手術をすすめられることが
あるようです。
ある程度の年齢とは、
私の感覚として50代より上の方です。
初診でいきなり手術をすすめられることは
少ないようですが、いろいろと試した結果
なかなか症状が改善しない場合には
手術という言葉が出てくるようです。
実際に患者さんから聞いた話ですが、
整形外科でどのような治療をうけていたのか。
・膝に電気
・湿布を処方される
・痛み止めの飲み薬を処方される
・サポーターの購入をすすめられる
・痛み止めの注射を膝にうつ
だいたいこのような内容が多いです。
逆にいうと私のような柔道整復師は
これらの大半をすることができないので
薬や注射を求めている方は整形外科の受診をすすめます。
しかしながら患者さんの大半は
・痛みがとれたらいい
・治ればなんだっていい
とお考えの方が多いのではないでしょうか。
私自身もどんな処置であってもまずは
痛みや症状が軽減・改善することが重要だと思っています。
とはいってもその痛みが取れた後のことも
考えておく必要があります。
その観点から、人工関節に関して私が思うことを
書かせていただこうと思います。
自分が医師ではないこと、
実際に手術を行ったことがないため
あくまで患者さんから聞いた話を
ベースに書いていきます。
まず、人工関節とは
チタンなどの金属の材質でできた
人工の関節です。
これを実際の人間の膝をあけて
傷んでいる関節の表面を取り除き
人工関節を埋め込んでいきます。
もちろん手術ですので、
麻酔をかけて行い、数週間の入院があります。
そしてその後、リハビリを行っていく
という流れになります。
これがざっくりとした
人工関節の手術の流れになります。
実際に手術をして良くなった方は
今までの痛みから解放されたことで
とても良かったと思います。
しかしながら、その後のリハビリなど
大変な思いをされている方もいます。
まず前提として手術をした先生が
リハビリをしてくれることはないと思います。
人工関節の手術となると
大学病院などの大きな病院になります。
自宅の近くであればリハビリの
通院ができるかも知れませんが
まず術後の状態で手術をしてもらった
病院まで行くことが困難になるかと思います。
そして外科医の先生は
手術に関してはプロですが
リハビリに関しては理学療法士という方が
メインで行います。
この資格は手術をすることができないため
リハビリ専門になるわけですが、
どこまで情報が引き継がれているかは
わかりません。
この手術をしたからこのリハビリというように
流れ作業のようになるかもしれませんし、
しっかりと術後の状態から問診や検査を行い
リハビリをスタートするかもしれません。
基本的には情報提供書のようなものを
手術の執刀医に書いてもらい
近隣の整形外科でリハビリをしている方が多いです。
術後の膝はまず結構腫れています。
この辺をしっかり対処してくれたり
指導してくれると良いと思いますが、
そこが不安で当院に受診された方もいました。
なので、まず手術を受ける前に
術後の計画やどのようにしていけばよいのかを
確認しておくと良いと思います。
そしてもう一つは
人工関節自体の寿命です。
人間の身体は擦り傷があっても
自然に回復し元の通りに戻っていきますが
人工関節は作られたものなので
傷ついたものが元に戻ることはありません。
今は物がよくなってきていて20~30年はもつと
言われていますが、
それより大事なことがあります。
それは人間の身体は変化していくと
いうことです。
20~30年経てばどんな人でも
身体が変わっていきます。
そこに合わせて人工関節が変われば良いですが
現状はそこまでの性能は無いと思います。
そのため、術後5年くらいした時に
なんとなく動きが悪くなってきた
痛みがでてきたという方も
少なくありません。
その時にもう1回膝を開いて
手術をするのでしょうか?
それでも良いという方はこの点に関しては
スルーしていただいて良いと思いますが、
1度リハビリを経験した人は
もう1回あのリハビリをするのは嫌と
思う方が多いと思います。
ということでまとめると
手術が良いとか悪いとかではなく
後に後悔しないように
出来る限りリスクを排除しておきましょう
ということです。
そこでお伝えしたいこととしては
・術後の計画について
・人工関節は永久ではないということ
この辺りを良くお考えの上で
決断されるかと良いかと思います。
だいたいの病院・先生方は
この辺の説明をしっかりしていただけるようですが
なかには何も説明がなく
術後に困っている方もいます。
自分の身体ですので
自分で決めることが重要です。
周りに流されず
後悔の無いような決断をしてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
よかったら参考にしてみてください。
しのづか整骨院 篠塚大輝