冷やす?温める?

腰が痛いそんな時は
どちらが良いのか。
様々な症状で疑問点について。

日常生活の中で痛めたり、
スポーツをしてけがをしたり、
慢性的に症状があったりと
痛みというのは幅広くあります。

皆さんの一般的な考え方として
ぶつけたり
ひねったり
腫れていたり
した場合には
「冷やす」

慢性症状の場合には
「温める」

といった考え方をお持ちの方が
多いように思います。

ざっくりと
痛めてから日が浅い
急性期は冷やす。

日が経っているものは
温めるという認識の方もいます。

しかしながら、
この境目をどう見極めるのでしょうか。

ここからここまでは急性期と
決めつけるのは、
難しい判断です。

痛めた組織の損傷具合や
もともとの骨格や筋肉も
人それぞれなので
一概にこのタイミングを境に
慢性期ですというのは難しいです。

先生方が判断して
お伝えするのはまだわかりますが、
患者さん自身がその判断をするのは
とても難しいことだと思います。

そこで、
今回私が日頃患者さんに
お伝えしていることや
過去の経験から思うことについて
書かせていただきます。

まず、何回か出てきている話なのですが、
このような日常生活指導や
セルフケアについては
患者さんが求めているものによっても
異なってきます。

今回は
痛みをとり、根本的に治したい
といった方ということを
前提として書かせて頂きます。

身体の不調に関しては
なんでも原因と結果はあると
私は考えています。

例えて言うと
腰が痛いというのは結果であって
原因は筋肉の緊張によるものなのか
骨のズレによるものなのか
様々なことが考えられます。

原因というのは日常生活が
関わってくることが多いので
今回は結果である症状に
フォーカスしていきます。

そもそもですが、
人間の身体の細胞というのは
たんぱく質を中心に作られています。

特に筋肉の細胞の生成には
たんぱく質は重要です。

多くの場合、
結果として痛めているのは
筋肉が多いです。

骨に沿って痛みがあれば
骨折の可能性がありますし、
内臓が痛ければ
内科疾患が疑われます。

私たち整骨院でみているのは
筋肉や骨格に関してなので、
今回の痛みというのは
筋肉の痛みということで書いていきます。

先ほど書いたとおり
筋肉はたんぱく質によって
作られるため、
たんぱく質の摂取は
1つ重要になります。

その前にたんぱく質に関して
知っておく必要があります。

これが今回のタイトルの
「冷やす?温める?」
に関連していきます。

日頃、目にするたんぱく質
とは何がありますでしょうか?



などなど。

これらを私たちは
スーパーなどで購入し
自宅で調理をして食べています。

その調理の時を思い出して
いただきたいのですが、
火を通したり温めた時
これらの食材はどうなるのか。

結論、
かたくなります。

卵は生だと液体のように
柔らかいです。

しかし、焼いたりゆでたりすると
完全な固体に変わります。

このように
たんぱく質は熱に弱く
熱されるとかたくなるという
性質があります。

そのため、
私たちは生ものなど
保存したいときは
冷蔵・冷凍をする訳です。

スポーツ選手も
試合や練習の後には
氷でアイシングを
したりしていますよね。

そのため、
生身の身体を保とうとしたり
組織の回復を早めようと思ったら
温めるより
冷やす
ほうが効果的だと考えています。

あたためたほうが筋肉はほぐれる
と思っている方もいます。
本当にほぐれているのでしょうか?

温め続けている方のほうが
慢性症状で長く悩んでいる
印象があります。

その理由として
先ほどあげたように
たんぱく質(筋肉)は
熱に弱いからです。

また、温めることによって
人間は
のぼせる
といった状態になります。

のぼせると感覚が鈍くなり
軽くなった、
ほぐれた
などの感覚になります。

リラクゼーションなんかですと
よく温めたりすると思います。

その方が気持ち良さや
その場の満足感は高いかもしれません。

しかし、今回前提としてあげた
痛みをとって治したい
といった方に関しては
このように温めるといった行為は
適していないと考えています。

何事も目指すものによって
考え方や行動が変わってきます。

その辺りが混同してしまっている方も
いると思うので、
その辺りをしっかりお考えの上で
行動をとっていただければと思います。

これらはあくまで
私自身がこれまでに
学んできたことや
過去の施術の経験をもとに
書いています。

冷やすことに関して
否定的な意見や考えを
持っている方もいると思います。

そういった方は、
この内容に関して
スルーしていただければと
思います。

今回の内容を読んで
ご理解いただいた方や
納得された方は
一度試してみて下さい。

詳細に関しては
お問い合わせいただければ
お伝えできる範囲で
お伝えさせて頂きます。

良かったら参考に行ってみてください。

ご覧いただきありがとうございました。

しのづか整骨院 篠塚大輝

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