耳鳴りの原因とは?

原因不明の耳鳴り
気になって眠れない。。。
考えられる原因とは?

前回はめまいについて
書かせていただきましたが、
今回はめまいと同じくらい
難治症状の耳鳴りについてです。

同じくらいというより
めまいより大変な症状だったりもします。

頭まわりの症状ですので、
内科的な疾患がないことが
前提となってきます。

耳鳴りの場合は、
過去の施術の経験上、
めまいに比べて予測が立てにくく
早期に症状が軽減する方もいれば、
長期化してしまう方も
いらっしゃいます。

そこで今回は、
自律神経系の乱れからくる
耳鳴りについて書いていきますので、
興味のある方は最後までご覧ください。

耳鳴りは人生で一度くらいは
皆さんも経験したことが
あるのではないでしょうか?

キーンと高い音が鳴ったり
ジリジリと蝉が鳴くような
音がしていたりなど。

音の鳴り方は
人それぞれありますが、
ふとした瞬間に
耳鳴りを経験したことがあると思います。

そこで病院に受診するくらい
症状が強い患者さんは、
音がずっと気になる、
夜眠れない
音が聞こえにくくなる
など日常生活に支障が出ている方です。

初めは耳鼻科に受診し
検査を受けた後、
異常が無く
ストレスからくるもの
年齢的なもの
と診断される方が多いです。

中には過去に
耳鳴りがして病院に行ったら
脳に腫瘍があったという方も
いらっしゃったので
やはり一度検査はしておいた方が
良いと思います。

そこで、経過観察として
処方された薬を飲んでいても
症状が改善しないという方が
当院のような整骨院や整体に
受診しています。

病院の検査で聴力や脳に
異常が無いと言われた
耳鳴りの原因とは
どこにあるのでしょうか?

私なりの考えを書いていきます。

初めにも書きましたが、
成人をした後の方であれば
一度くらい耳鳴りを
経験していると思います。

そして、その多くが
周りの環境が静かな時です。

人と話したり
がやがやと賑やかなところより、
寝る前の静かな時の方が
耳鳴りを感じやすいです。

これは人間の身体の特徴ですが、
他で音が鳴っていたり
賑やかなところに行くと
これがなんの音なのかを
認識しようと脳が反応します。

そのため、耳鳴りより
その周りでなっている音に
焦点が合うということになります。

そこで結論からいくと
耳鳴りの原因は
過剰反応によるものだと考えています。

どういうことかというと
私たちは生活をしていると
色々な音を認識します。

しかしながら、
認識していない音
というのもあります。

例えば、
光の音や風の音など。

これらも空気に触れることに
よって音を発しています。

でも、普段から光の音を
気にしたことありませんよね?

これは人間の脳がこの音を排除して
必要な情報だけを脳に
伝えているからなのです。

わかりやすい例えが
マイクです。

高性能のマイクというのは
人が話した声だけを拾っています。

しかし、性能が落ちると
その他の音も拾ってしまい、
実際の人の声が不鮮明に
なってしまいます。

この他の音というのが
ノイズというものです。

人間の耳からの脳への
経路の中では
このノイズを排除して
必要な音だけを伝えるように
なっています。

そのような体の仕組みになっている中、
原因に書いた過剰反応が起きると
どのようになるのか。

全ての音を拾うように
なってしまいます。

その結果、拾わなくても良い音を
拾ってしまい、
寝る前にキーンと耳で音が鳴ってしまいます。

このような過剰反応が
起こってしまう背景としては、
一言で言うとストレスになります。

ストレス過多によって、
呼吸が浅くなることにより、
酸素の交換や代謝がうまくできず、
新陳代謝ができなくなります。

その結果、不要な物質が身体に
溜まりやすくなったり、
呼吸が浅くなることにより
首や肩回りの筋肉の緊張が
増加してしまいます。

耳鳴りの症状の改善には
首の骨の矯正や
肩回りの施術が
ものすごく重要になってきます。

しのづか整骨院では、
ウォータベッドでの施術や
専用の矯正器具を使用しての
治療がメインになります。

一番のメリットとしては、
患者さんの負担が少なく
治療を受けられることにあります。

あまり強刺激で行うと
それだけでもストレスになってくる場合が
あるので、極力最小限の刺激で行います。

そこで、早期の症状改善に向けて
重要なこととしては
下半身の筋力にあります。

過去に施術をしていても
全く運動などをせずに
下半身の筋力が低下している方は、
治療期間も長く、症状改善までの
経過がスムーズではありません。

そのため、もし今この記事を
ご覧になっていて耳鳴りがあるという方は
まずはウォーキングをしてみてください。

耳鳴りの場合はめまいと違って
動けないということは
ほとんどないと思うので、
ウォーキングをして
足の筋肉に刺激を入れていくことを
おすすめします。

この辺がご年配になると
難しくなってくるため、
年齢のせい
と言われてしまうのかも知れません。

過去には80歳でも
症状が改善した事例も
ありますので、
諦めずにやるべきことを
やっていくことが必要だと思います。

何歳になっても可能性はゼロでは
無いと思っているので、
もしお困りの方がいらっしゃいましたら、
お気軽にご相談ください。

また、よかったら今回の内容を
参考にされてみてください。

ご覧いただきありがとうございました。

しのづか整骨院 篠塚大輝

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