牽引療法について

首を引っ張ったり
関節を引っ張ることは
良いのか、あまり良くないのか。

世間には様々な治療の仕方が
あります。

以前、ボキボキ矯正について
少し書かせていただきました。

治療に対する考え方は人それぞれですが、
最低限の安全性は持っておかないと
行けないと思います。

患者さんからすると
今悩んでいる症状が良くなれば良い
ということで済む話ですが、
私たちのような施術をする側の
人間はなるべくリスクを排除していく
必要があると私は思います。

そこで今回は病院などで
行われたりする
「牽引療法」について
書いていきたいと思いますので、
良かったら最後までご覧ください。

牽引療法について
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
簡単に言うと
引っ張って治すということです。

関節などを引っ張って
正しい位置に近づけるという
考えのもと行っているようです。

有名な治療だと
首の牽引があります。

首の痛みで整形外科に
通院したという方は、
一度は経験したことが
あるのではないでしょうか。

このような首の牽引治療を受けて
楽になった方もいれば
あまり変わらない、
症状がさらに強くなった
など様々なお声を聞きました。

これらのことから私なりの考えに
ついて書いていきます。

まず、人間の関節の構造についてです。

そもそも牽引力に
耐えられるのかということです。

結論、人間の関節は
牽引力に弱いと考えています。

人間の関節の間には
椎間板という組織があります。

この椎間板というのは
圧がかかった時の
クッションの役割をしています。

そして関節には
滑膜といって
潤滑液を出してくれる
組織があります。

この滑膜は圧が
加わることによって
潤滑液が出やすくなります。

よって牽引のように
引っ張ってしまうと
関節に対して
圧がかからず潤滑液が出にくい
状態となってしまいます。

人間は地球上で生き残っていくために
身体が出来ていると言われています。

その一番の理由として
重力があげられています。

重力があるため
私たちは地面の上に
足をついて立つことができます。

これが、重力が無いと
どうなるでしょうか?

宇宙のように空中に
浮いている状態になります。

もしそのような環境であれば、
人間の身体も今とは違ってくるのでは
ないかと思います。

しかし、今現在地球上で
生活しているため、
そこを前提として考えていく
必要があります。

ということは
常に圧がかかっている
状態というのが
生理的な状態と言えます。

人間の身体の基本構造を
考えていくと
牽引することは
あまり良くないことだと
個人的には考えています。

そのため、しのづか整骨院では
牽引での処置は行いません。

実際に行う処置としては
矯正器具による各部位の調整
がメインになります。

背骨や四肢など
数種類の矯正器具があるため、
その時の状態や患部に合わせて
処置を行っていきます。

また、その他に
特殊な施術台も使用します。

非観血外科処置台と
呼ばれていますが、
この施術台に正しく
座ることによって
骨盤を正常な状態に
近づける効果もあります。

腰痛がある方は
これに座っていると
楽だと言っていただきます。

骨盤が正しい状態で
背骨の矯正をかけていくため
施術効果も上がってきます。

施術をさせて頂くにあたって
効果を出すことはとても重要なことです。

しかし、それは安全性をある程度
担保した上でのことだと
個人的には考えています。

100人に1人でも事故を
起こすわけにはいきません。

そのためには
やってはいけないことを
最低限知っておかないといけません。

これは院内の施術だけではなく、
患者さんのセルフケアにも
言えることがあります。

せっかく家での時間を作って
やっていただくのに
やったら痛くなったというのは
なんとも残念なことです。

独学でされたことであれば
仕方ないところもありますが、
治療院の先生に言われて
その通りやったら痛くなったと
いうのはあってはいけないと思います。

そこを含めて患者さんを見ていく
ということが大事なのではないかと
思っています。

今回の内容は牽引についてですが、
私は反対派です。

なかにはこれを肯定する方も
いると思います。

考え方は人それぞれですので、
しっかり考えて、
後悔のないような選択をして
頂ければと思います。

よかったら参考にしてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

しのづか整骨院 篠塚大輝

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