自分に合う枕とは？

通販、オーダーメイド
いろいろ試したけど
なかなか自分にあわない。。

枕は睡眠の質を高めるためにも
重要なアイテムになります。

しのづか整骨院に
ご来院いただいている
患者さんの中でも
様々なお話を耳にします。

普段、身体の不調が無く
生活できている方は
枕なんてなんでも良い
と思っている方が多いと思います。

しかし、
首が痛い、
睡眠の質が悪いなど
何かしらの身体の不調を
抱えている方は
枕が良くないのではないかと考え、
いろいろな枕を試している方が
多いです。

通販番組で良さそうな枕や、
オーダーメイドで高額な枕まで
様々な種類があります。

しかし、なかなか
症状が改善されずという方が
多いように思います。

そこで今回は、
自分にとって
「合う枕」とは
どのようなものなのか
私なりの考えを書いていきますので、
よかったら最後までご覧ください。

枕を選ぶときに
高さや幅などのサイズ、
硬い柔らかいなどの素材と
選ぶ基準はいろいろと
あると思います。

まず高さに関してですが、
ここは個人差がありますので、
どの高さが良いというのは
お伝えしにくいです。

やせ型や肥満型など
体型によって
首のまわりの脂肪は違います。

脂肪が厚ければその分、
枕の高さも必要に
なりますので、高さに関しては
個人差が出てきます。

１つ言えることとしては、
顎が浮かないということは
重要になってきます。

あまり枕の高さが低すぎると
顎が浮いてしまい、
寝ている時に口呼吸に
なってしまいます。

そのため、顎を引いて
寝れる高さというのを
１つの基準にしてみると
良いと思います。

次に幅についてです。

幅について患者さんに
お伝えしているのは、
頭３つ分くらいの幅が
あると理想的です。

理由としては、
人間は寝ている時に
寝返りを多少します。

その際に、枕の幅が狭いと
寝返りをした際に、
支えが無くなり
首が曲がった角度で
寝てしまうことになります。

その体勢で長時間寝ると、
明け方に寝違えを起こしやすくなるため、
枕の幅に関しては
頭３つ分くらいをおすすめしています。

そして枕を選ぶ際に
特に重要になってくる素材に
関してです。

様々な素材がありますが、
長持ちする枕はあまりよくないと
個人的には考えています。

なぜかというと
人間の身体は日々変わっていきます。

形や大きさなど少しずつですが、
変化しています。

その体に対応しようとなると
少なくても枕自体の形が
変わっていくと思います。

それが枕の持ちが良いと
身体はどんな状態でも
枕に合わさせられている
ような状態になってしまいます。

だいたい５年くらいを
目安に枕を変えた方が
いいのではないかと個人的には
思っています。

また、もう一つ
素材に関して言うと
熱がこもりにくい素材のほうが
良いと思います。

人間の頭は活動するときは
熱を持ち、
安静にしていると
そこまで熱を持ちません。

逆に言うと、
熱を持つと頭は活動的に
なってしまいます。

枕の素材が
熱がこもりやすくなっていると
寝ていても頭が熱くなりやすい
状態になります。

その結果、
なかなか寝付けない、
寝ていても目が覚めたり
眠りが浅くなってしまう
という状態に陥りやすいです。

おおまかにですが、
枕を選ぶ基準として
サイズの面では、
顎が浮かないくらいの高さ
頭３つ分くらいの幅。

素材としては
熱がこもりにくく
あまり硬すぎず
頭の重みを吸収してくれる
ようなものが良いと思います。

ここまで枕について
書いてきましたが、
睡眠ということに関して
考えていくと
大事なことは枕だけでは
ありません。

布団も重要になってきます。

もっと言うと、
枕と布団の組み合わせが重要です。

よくお店で自分の身体の長さを
測ってもらい、
お店の布団で寝て、
フィッティングして買ったが、
家の布団で寝てみると
なんとなくしっくりこない
という声も耳にします。

それはまさに布団が関係していると
思います。

今、枕を調べると
安価なもので数千円ほど
高価なもので５万円ほど
と金額も幅があります。

高ければ良いというものでは
無いと思いますが、
あまり安さを重要視しすぎてしまうと
良いものに巡り合えない可能性
も出てきてしまいます。

まずお試しとして
バスタオルを使って寝てみることも
良いと思います。

先ほど書いたようなサイズに
バスタオルを重ねて頂き、
何日間かそれで寝てみる。

もしそれで
首の痛みが軽減したり、
睡眠の質が良くなるのであれば、
一番良いと思います。

睡眠時間は１日の中で
３分の１から４分の１ほどの
時間を占めています。

この時間でしっかり身体を
回復することができるかどうかで
日中のパフォーマンスが
変わってくると思います。

日々の睡眠の質を高めて
身体をより良い状態にして
おけると良いですね。

今回は枕について書かせて
いただきましたので、
よかったら参考にされてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

しのづか整骨院　篠塚大輝